日本で一番安全なモータースポーツから体験できる交通安全イベントへ
2005年より開催してきた「猛ドラ」は「日本一安全なモータースポーツイベント」として15年以上開催し参加台数3000台以上、一度の事故もない安全な運営を続けてきました。「安全に自動車の限界を体験できる」この活動をより広めようと2021年5月から「体験できる交通安全イベント」として生まれ変わりました。
自動車が進化し自動運転の実用化が進んでも、車の楽しさと危険性が表裏一体なことは変わりません。「車が曲がる」「ブレーキを踏めば止まる」これは当たり前のようで当たり前ではなく、車は止まらないし曲がりません。あぶなっ!というときは割とびっくりするくらい止まりませんし曲がりません。
それを身をもって「公道で」知ったときには大体、取り返しのつかない事態が待っています。しかし猛ドラであればそれが「何度でも」「安全に」体験できます。百聞は一見、ひと運転にしかず。一度体験すれば日々の運転は必ず変わる、というか変わっちゃいます。
主催者は交通事故被害者です。
詳細はいつか語りますが、17歳の頃の交通事故で重度の障害を背負いました。現在は後遺症も加わって苦しみつつなんとか生きてます。
割とダイナミックに色々なくなっちゃって割と生きる希望を失っていた若き主催者に生きる希望を与えたのもまた車でした。そう、クルマバカという人種に転生してしまったのです。そして主催をし、講師をし、安全運転を広めよう、という所まで来てしまいました。
クルマはとても楽しい乗り物ですが、物理の法則には逆らえませんし、簡単に思い通りに動くものではありません。そして、思い通りに動かない事を知らなければ、一瞬で誰かの人生を奪うこともあります。
猛ドラに参加して楽しい週末を過ごして貰って少しでも事故が減れば、世の中は少し楽しく、少し平和になると考えています。この少しを積み重ね続けていくと、なにかいいことおきないかなぁー、と真面目モードから突然素に戻る主催者です。ぜひ遊びにきてくださいね。
※主催の出口由士は「猛烈ぐ」「猛烈ロードスターぐっさん」「MRRSぐっさん」などの呼び名がありますが「猛烈さん」が最古のニックネームで「猛(もう)」から離れることができません。